携帯性・経済性とカメラワークを両立させる撮影機材

 

これがわたしがいまメインで使っているカメラである。左から、①最小形(30cm+α)、②最長形(120cm+α)、③カメラ取り付け部、④タッチ操作モニタ、である。

カメラ本体はDJI Pocket 2である。映像の水平安定を維持する3軸ジンバル一体の超小型カメラで重量は僅か117gしかないがわたしがYouTube動画に求めるスペックを備えている。小型軽量だから長いポールの先端につけても楽に運用することができる。現在価格は49,500円である。

GoPro周辺機器に取り付けるDJI OSMO Pocket純正アクセサリーマウント(別売)と1/4インチネジ三脚マウント(別売)でInsta 360ポール(別売)に取り付けている。

Insta 360ポール30cmから120cmまで無段階に伸縮ができ炭素繊維製なのでしなったりせずしっかりしていて160gしかない。これで地上すれすれから約3mの高さまでクレーンカメラのようなカメラワークができる。現在価格は1,899円である。下にすでに持っている一脚(別売)をつけると更に1.5m程度長くする(高くする)ことができる。

またカメラを高くすると撮影範囲にいる人からカメラを遠ざけることができる。近くにいる人は映らないし、遠くにいる人はより小さく映り、また人の顔を正面から映すことがなくなる。奇異感はあるが周囲の人の撮られてる感を軽減できる。

3軸ジンバルの弱点は歩行の上下動がカメラに伝わることである。ジンバルを45度程度傾けカメラと持つ手の距離(ポール)を遠く(長く)すると歩行上下動を和らげることができる。

カメラが手元から遠く離れるとドローンと同じく遠隔操作になる。ドローン兼用の遠隔操作専用スマホとしてOPPO RENO Aを使っている。理由は有機ELフルHDつまり明るく高精細なモニタで最も廉価だったからである。現在価格は22,960円である。

スマホは自転車用スマホホルダーでポールに固定している。現在価格は701円である。ドローンとこのカメラの専用モニタとしてだけ使っていてスマホとしては使っていない。

カメラ49,500円+遠隔操作用スマホ22,960円+ポール1,899円+USB-Cケーブル1,499円+スマホホルダー701円=この構成全体で76,599円+α(アタッチメント類)である。重量は構成全体で600g程度である。

さて、動画撮影中に操作するのはジンバルだけである。景色を左右に見渡すカメラの動きをパン、垂直に見上げたり見下ろしたりする動きをチルトという。カメラ全体を手で動かすより、ジンバルのモーター操作でレンズ部分だけを動かした方が完全に水平・垂直で等速のパン・チルトができる。ジンバル遠隔操作で正確で滑らかなカメラワークができるのである。

黄色で囲っている部分がジンバル操作ボタンである。矢印方向にボタンをずらすとレンズがそちらに動く。わずかにずらすとゆっくり一定速度でカメラの向きが変わる

遠隔操作はドローンと同じく無線(WiFi)でもできるがモニター映像が遅延するので操作結果の確認が難しい。そこで1mのUSB-Cケーブルで有線接続している。

このジンバル操作は撮影用ドローンの操作と似ている。ドローンは無線接続で映像が遅延するのでカメラワークをコントロールするのはずっと難しい。

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生存期間 71年と35日 誕生日9月21日
石狩に住み始めて 4年と112日 2017年7月6日から
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